• 2022/01/29
  • その他,音楽教室 Joyous(ジョイアス)

我が青春の音楽、アンビエントミュージック

コンクールの特別講座などで、一部開催しているレッスンもありますが、
今日から実質スクールは2月1日までお休みですね。

こんにちは、代表の永野隆満と申します。
 
先日、インタビュー動画が公開され、「あ、こんな人なんだ」と初めましての方も多いとは思うのですが、
一応私がこのスクールを13年前に立ち上げ、代表をやっております。

そのあたりのバレエスクールの立ち上げから現在までのことは、インタビュー動画でも少しだけお話しさせていただきましたので、
気になる方はこちらもご覧ください。


クリックで動画に飛べるようにしました。


さて、そんな私ですが普段は、
ここアキバレエスタジオ (溝の口校、大倉山校、中央林間校、スポーツクラブNASと共同運営しているアキバレエプラス
MCジョイアス(溝の口、菅生、オンライン)

最近は、子供の大学として、埼玉、東京、九州福岡などで展開しているペビーカレッジ さんが開発したシステムにて、
スタコレ (月額2,000円で全教科のオンライン授業受け放題)」

以上の全体の運営などを、管理する立場におります。



また、元々音大の作曲科を出て以降、しばらくフリーで音楽制作を生業にして生きておりましたので、
スクール業務と並行しながら、今は会社の中でも、作曲、音楽編集、制作などを担い、作ったり、従業員にも手伝ってもらったり。
そんなことをしながら、日々を過ごしています。

ですので、365日何かしら働いてまして、スクールに(校舎も多いので)毎日顔を出すことが難しくすみません><
発表会などでは、お会いすることもあるかと思いますのでその際は気軽にお声掛けくださいね。



さて、音楽制作というお仕事についても少し触れると、とても幅広く、
具体的にというとキリがないので簡単にいうと、「何でも屋」です(笑)

個人、法人、プロ、アマ、学生問わず、曲を作って欲しい、音の編集をして欲しい、アレンジして欲しい、
録音して欲しい、CDを作ってみたい。この動画に音楽作って?web用のCM作って欲しい。といったものに対応してきました。

もちろん、楽器弾いて欲しい、楽譜作って欲しい、耳コピで譜面に起こして欲しいなんでもやります。

スクール業務と一緒ですね。スクール業務においても指導、問い合わせ対応、管理、経営に関することほぼ全て、web、広告、
発表会の裏方、表方、資料作り、コピー、お茶だし、掃除、荷物運搬、いまだに本当になんでもやります。



さて、いつもバレエのことは先生方が書いてくれるので、
今日はそんな私から音楽の話です。
といっても普通の音楽話してもつまらないので、
たまには、ちょっとだけマニアックなお話しをさせてください。




突然ですが、皆さんは 
アンビエントミュージック とか ミュージックコンクレートって言葉聞いた事ありますか? 
所謂、一種の前衛音楽系のジャンルになるのではないかと思います。


音楽というと一般的には所謂調性音楽 (長調と短調の2つからなる音楽体系のこと)というものが、
世間一般で認知されている音楽になります。
無調の音楽は、その逆ですので、明確な長調、短調の機能を書いた音楽ということにもなります。



ここで、「あーあぁいうの嫌いー」とか、「そういう系ね」
とか言ってしまった方は超要注意です。笑
本当に無調音楽のこと知ってから、否定してますか?
世の中は、思い込みや決めつけが先行することが多いのですが、
どんなジャンルもそうですが、奥深いです。深すぎます。
特に芸術分野において、好きとか嫌いとか安直に結論づけることは、
視野を大変狭くしますので、全ての芸術分野に携わっている人たちはそういう目線で物事を捉えて欲しくないなー
と思っています。
アキバレエスタジオ の生徒はみんな芸術分野への理解に広い視野を持って欲しいなと思っています。



さて、私が20歳前後の頃、アンビエント「環境音楽」と言われるジャンルであったり、
ミュージックコンクレート(世の中の様々な具体音を録音し、それを波形編集ソフトで並び替えたり、重ねたり、エフェクターかけたりして
オーケストラの編成のように、具体音だけで音楽を構成していくジャンル)。



は特に、夢中になって学んだジャンルでした。 
毎日毎日色んな本を読み漁り、
海外へ単身短期武者修行にも行くほど、当時は本当に熱中していました。


 
私の海外武者修行時代(2005年くらい)

写真古っ!!のではなく、当時撮った写真がほとんど無く、
昔mixi(もう退会したけど)に、かっこつけてモノクロに編集した状態で載せてしまい、
これが結局、唯一の残った写真となってしまったんです。


一応おフランスのパリ(って全然おしゃれなことは何一つしてなく、あまりにもお金がなかったので、
毎日同じ服、毎日近所の5ユーロくらいの、チャーハンと2品くらいがごちゃっと一塊に押し込まれた中華弁当、
スーパーの果物や野菜に、安いオリーブばかりかけて食べてる日々でした笑。)

そんな思い出のおパリで、このジャンルの正統な現地在住の、大作曲家の先生(DENIS DUFOUR)に学ぶとてもラッキーな機会をいただき修行しました。

日本に戻ってからも、いろんなコンペ(作曲のコンクール)に出しまくったり、
日本全国色んな、このジャンルのコンサートに出演する機会をいただいたり、
それくらい、ただただ楽しくてのめり込んでいました。
と、ここまでは好きな音楽だけにのめり込んだ時代の話。



食べるための音楽とはまた違うんですね。


仕事での制作業務というのは、調性音楽 の仕事が圧倒的に多く、
無調であったり、音響的な雰囲気の面白さであったり、そういったジャンルを制作すること自体少なくなってはいます。

誰もが好きな音楽も、少し聞き方が難しいとされる音楽も、分け隔てなく作ってきたことで
今はどんな音楽でも、芸術作品(現代アートなども)も、まずは、一度しっかり
作者の意図、コンセプト、などを深く考えてみよう。
という意識に変わりました。


しかしながら、好きな音楽は?作りたい音楽は?と聞かれたら、
一番ビビビとくるのは、今も昔も、こういった音楽のジャンルだったりします。




さて、動画にも載せた今回の本題ですが、


先日、例によって音楽スタジオで動画につけるbgmの依頼をいただき、
小田原方面へ打ち合わせに行った帰り道、
趣味のマラソン練習も兼ね、とある県内の某山から見えた景色が、
あまりにも美しく、 しばらくその景色をスマホで撮影していました。


雲の流れとか、所々雲の隙間からさす光とか、夜に向かってポツリポツリと灯る街明かりとか。
とても幻想的だなーとしばらく眺めていたのですが、


 ふと、久しぶりにアンビエントっぽい音楽が頭をよぎりました。
ここでメロディや美しい旋律が浮かぶ人もいるでしょう。


私ももし、綺麗な旋律で音楽作ってくださいということであれば、
先日、ミューザ川崎のコンサートで、作曲したこんな曲も作れます。

(げ!何気にプチっとバズってた!!!笑)




アレンジしてと言われれば、ボサノバでもジャズでもとにかく、なんでも作れます!笑




しかし、これらは頭のスイッチをお仕事モードに切り替えた時です。

素の私の頭の中で、何かを見て感動するときに自然と鳴っているのは、
明らかにこっちの系統です笑





で、さくっと作ってみたので、
音楽的な構成で言うと、起承転結もないですし、あまりにも短過ぎる曲なので
これはわかる人には、サクッと作った感が酷くバレバレですが、 


まあ、今はなかなか時間もとれませんが、
たまには好きな音楽を目一杯制作してみようかと企んでます。


そんな需要を無視した音楽一体 誰得? 
完全に 俺得!


な感じですが、実は愛好家が多いということも、かつて制作していた頃によく知ったこのジャンル。
特に海外ではものすごーくウケます。

久々に合間見つけて細々と、でも本気で数十分にもわたる超大作。
作って、何かで発表してみようかなーと思う今日この頃。


私の青春。アンビエント音楽とミュージックコンクレート

そんな音楽のジャンルもあるんだーというような存在を、少しでも知ってもらえたら嬉しいなと思っています。


そんな、たまには音楽の話でもブログにねじ込んでみました。
ではこのへんで、また。



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