• 2016/09/28

大塚芽衣ブログVol.20【心と体は表裏一体】

皆様、お久しぶりです、大塚です!
さて、今月も配布しておりましたスクール新聞では(生徒専用)、
たくさんの大切なお知らせがありましたね。


その中で、自転車の置く場所についてのお知らせがありました。
自転車を置く場所のことを、「駐輪場(ちゅうりんじょう)」というのですが、
駐車場(ちゅうしゃじょう)も駐輪場も、理由があって場所が決まっています。

安全のためとか、お互いの車や自転車を守るためとか、法律(ほうりつ)を守るためとか。

物事には、何にでも理由があります。理由の無いものは存在しないと私は思っています。
お母さんが口うるさく、あれこれ怒る理由も、お父さんが毎日毎日会社に行く理由も、
みんなが学校に行く理由も、必ずあるんですよ。

 
さて、今回は「バレエよりも大事なこと」がテーマです。
 
バレエよりも大事な事はたくさんあります。
正直、バレエより大事な事しか世の中にはありません。

今回書く事は、小学生になったらできていて当たり前の事です。
しかし、バレエより大事なこと、ということは
それはつまり、バレエをやるために大切なこと、ということにもなるのです。

優しくて素敵なバレリーナ、ダンサーになるために、日々の生活から見直してみましょう!


①ごあいさつをしましょう
みなさんは、朝起きた時や、学校へ行った時、レッスンに来た時、
きちんとごあいさつができていますか?
あいさつは大人も子どもも関係なく、人の基本となります!

「おはようございます!」「こんにちは!」 「こんばんは!」  「いただきます!」

「ごちそうさまでした!」 「ありがとうございました!」 「さようなら!」

がきちんと言えていますか?


コラムお友達画像.png
みなさんがお友達と会った時、ごあいさつしたのに、お友達が返事をしてくれなかったら、
どう思いますか?
 
あなたがお友達に何か言っても、お返事をしてくれないと、
とても悲しいし、腹が立ちますよね。

それは、バレエの先生も、お父さんもお母さんも同じ気持ちです。
 
ごあいさつができない子は、それだけで「失礼な子だ」と思われてしまいます。
 
お父さんもお母さんも、自分のかわいい子どもがそんな風には思われたくありませんし、
バレエの先生も、自分のかわいい生徒がそんな風に思われてしまうのはとても悲しい事です。
 
いくらバレエが上手で才能があっても、あいさつができない人はバレリーナにはなれません。

「バレエをやっている人はすてきなごあいさつができる、いい人ね!」

そんな風に思われるバレリーナを目指しましょう!


②ありがとうを言おう
コラム画像ありがとう.png
人に何かをしてもらった時、「ありがとう」と言える人は、どんな人からも好かれます。
みなさんも「ありがとう」と言われた時は、とってもうれしい気分になりますよね。
バレエや学校の先生には、「バレエや勉強を教えてくれてありがとう」。
お父さん、お母さんには、「いつも助けてくれてありがとう」。
ありがとうの気持ちを忘れないようにしましょう。

 
③バレエのときは、ふさわしい身だしなみで
バレエのレッスンをする時、みなさんは以下の事をきちんとしていますか?

・お髪をちゃんとまとめている
・きちんとレオタードを着て、だらしない格好をしない

お髪は、一緒にお団子にしてしまうか、ピンでジャマにならないようにきっちり止める。
髪をまとめてくることが、バレエのルールだからです。
転んで怪我をしないようにすることも理由のひとつです。
だらしない格好をしないことも、バレエに必要な事だからルールになっているのです。
 
バレリーナは自分のスタイルや体のポジションを鏡で確認しながらレッスンをします。
 
心と体は表裏一体です。
どちらかが悪ければ、もう一方も悪くなります。だから健康を考えるとき、
「肉体的健康、精神的健康の両方を配慮しなければなりません」という名言があります。

これはアメリカで活動したジョセフ・マーフィーという牧師さんの言葉です。
 
心と体は二つで一つのものだから、どちらかが悪くなれば、
もう片方も悪くなってしまう。
だから心も体も健康にしておきましょう。という意味です。

この場合での健康というのは

・髪をきちんとまとめて、正しくレオタードを着用し、
真面目にお行儀良くレッスンを受ける事。

その逆に不健康は
・髪はばさばさで、レオタードもだらしない。お行儀悪くレッスンを受ける事。
 
バレエは健康な人でなければ踊れないし、上手にもなれません。
バレエが上手になるために、きちんとルールを守り、
お行儀よくすることが最初の一歩です。
 

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