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Aki Ballet Studio Blog 2016年1月

クラシックバレエが生まれる迄 大塚芽衣コラムvol3

皆様、こんにちは、大塚です。

 

突然ですが、アキバレエスタジオは、クラシックバレエのお教室です。
みなさんは、クラシックバレエがどうやって生まれたか知っていますか?

 

イタリアで生まれて、お姫様が嫁入り道具として
バレエ団を持って行ったのがバレエが世界に伝わった始まりですが、
クラシックバレエがほぼ現在と同じ完成形に至ったのはもう少し後の話になります。


【ロマンティック・バレエの誕生】

これが現在のクラシックバレエの元となりました。

18世紀後半、フランス革命が起こり、伝統や権威に反発し、
自由で神秘的なものを重んじるロマン主義という考え方がヨーロッパを駆け巡りました。


そのロマン主義という考え方から生まれたのが、ロマンティック・バレエです。

「ラ・シルフィード」「ジゼル」が代表的です。
 

妖精や悪魔など、ファンタジーなものが多く登場し、エキゾチックな異国主義のものも多いです。

ロマンティック・バレエはふんわりとした長いチュチュを着用していました。

これがロマンティックチュチュです。

現在踊られている中では、ロマンティック・バレエが最も古い形になり、これが現在のバレエとほぼ同じものに完成しました。
 

後に生まれるクラシックバレエよりも、
ストーリーを演じる、演劇としての要素が強いです。
 

かの有名なエドガー・ドガ(画家)の「バレエのレッスン」
18世紀に描かれ、タリオーニらによって、パ・ド・カトルも18世紀に初演されました。
ドガ作「バレエのレッスン」.jpg

 

しかし、バレエダンサーは現在と違い、
地位の低い人間が身を立てるためにやっていたため、蔑まれていました。


主役以外のダンサーはパトロンなしではとても生活が出来ず、
そして当然ですが、そのパトロンというのは男性が多かったので、
ダンサーたちを今ほど、大事に扱っていなかったような時代でした。

そのため、フランスのバレエ界から男性がいなくなり、
フランスのバレエは低俗化していきます。


そして一度は、マリー・タリオーニの初めてのポワントでの
「ラ・シルフィード」の大成功により、ロマンティック・バレエは確立されましたが、
パ・ド・カトル.jpg


フランスのバレエの低俗化と、ロマン主義の衰退とともに、
ロマンティック・バレエも衰退し、1870年の「コッペリア」を最後に、
フランスではバレエそのものが演じられなくなり、
ロマンティック・バレエの歴史は幕を閉じました。


そして、クラシックバレエはフランスの宮廷バレエがロシアへ伝わり、
ロマン主義が衰退した19世紀後半も、
ロシアではロマンティック・バレエが踊り続けられ、
物語とは無関係のダンスシーンを取り入れたことから
クラシック・バレエ(古典主義のバレエ)が生まれたのです。

 

長い歴史の中で、バレエも様々な影響を受けて、今の形になったのですね。


バレエは動きはシンプルを極めたものですが、
その歴史は複雑に絡み合い、今のバレエを形成したのだと思うと、
今バレエを踊っている自分というのもまた、歴史の中に生きる1人だと思え、
なんだから不思議な気持ちになりますね。
 


大塚芽衣



※ブログ転載禁止です。

東洋と西洋文化歴史の違い 大塚芽衣コラムvol.2

※ブログ転載禁止


皆様、こんにちは、大塚です。

突然ですが、西洋文化と東洋文化の違いって、わかります?
何だ藪から棒に…。バレエに関係なくない?

ですよね。関係なくないんですよ~~!

バレエを踊る上で、西洋文化や西洋の歴史を知ることはとても大切です。


郷に入っては郷に従え、知行合一(ちこうごういつ)。
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例えばドアの開き方。
日本は引き戸、または外開きですよね。
でも、西洋は内開きなんです。

もちろん、日本は靴を脱ぐ文化だから、内開だと、玄関のスペースをたくさん取らなくてはいけないし、
そのためにはたくさんの土地が必要。
でも、日本は島国だから土地は限られている、じゃあ省スペースになるように引き戸または外開きにしよう。
とかそういった物理的な要因ももちろんあります。

一説によると、西洋のドアが内開きなのは、
相手を歓迎していることを伝える意味もこもっているという説があります。

確かに、外開きだと、もしお客さんがドアのすぐ近くに立っていたら、お客さんにドアをぶつけてしまうかも
しれないし、せっかく来てくれたお客さんに一歩下がらせることになってしまいますね。

一方、日本が外開きなのは、日本には遠慮や謙虚など、少し相手と距離を取ることが逆に美徳といわれることが
あるため、それが外開きになったのではないか、という説を聞いたことがあります。

西洋
ずっと地続きの大陸にいくつもの国が集まっているため、争いが絶えません。
そのため、相手に敵意がないことを伝えることを大切にします。
意思表示1.jpg
西洋人がハグをしたり、手を大きく広げたりするのも、
私は武器を持っていませんよ~、私はあなたと仲良くしたいですよ~、ということを伝える手段の一つなのです。

シンプルに、素直に気持ちを伝えること。
多くの戦いを繰り返してきた西洋だからこそ、根付いてきた文化といえることかもしれません。



バレエの舞台を見ていても、たまに日本人から見ると恥ずかしいマイムとか、表現とかありますよね。

コッペリア人形が投げキッスをしたり、
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バジルがいろんな女の人の尻を追っかけていたり、手にキスをしたり。

そういったマイムも、
もともと西洋のものだからこそ、そのようになった、と考えると、西洋の文化や物の考え方を
学ぶことは、踊りにとても大切なことです。


みなさんも、時間があるときにでも、西洋の歴史や文化を調べてみてください。
思わず、へぇ~~って言っちゃうことがたくさんありますよ!


レオタードのいろいろ 大塚芽衣コラムvol.1

皆様、はじめまして。
アキバレエスタジオでデザイナーをやらせていただいております、大塚です。

今年から、バレエネタコラムなどを執筆させていただくこととなりました!
私もまだまだ勉強中の身…なるべく皆様に楽しんでいただけるコラムを
執筆できるよう、頑張っていきます!

さて、一回目の内容はコレ!


 ●レオタードのいろいろ● 
レオタード.jpg


ある程度大きくなってからバレエを始める人に多いのは、「レオタードが恥ずかしい」
ということです。

確かに、
身体のラインが出やすいから、出っ張ってるお腹とか、太い脚とか丸見えで、
その上全身見える鏡でそれを直視できない………。


わかります。
でも、レオタードも由緒あるきちんとしたユニフォームなのです!
サッカー選手がユニフォームを着て練習するのと同じように、理由があるんですよ!


まずはレオタードの始まりから紐解いてみましょう。
レオタードは、19世紀のフランスのサーカスの人気曲芸師だった
ジュール・レオタールという男性が、曲芸の演技中に、全身にフィットした衣装を着始めたことが始まりです。

ちなみに、当時のヨーロッパでは、曲芸は王宮のスポーツ芸術でした。
バレエと同じで王宮で多くの人が楽しんでいたのです。


そんなレオタード。
着用するメリットはあるのか!?
勿論ありますとも!


【レオタードのいいところ】

・まずは演技の躍動感を余すところなく、バッチリ見せつけられる!
せっかく綺麗に高くたかーーーくアラベスクがあがっているのに、
ロマンティックチュチュを着ていたら、身体の動きの凄さは伝わりにくいです。

一方、レオタードでしたらシンプルなデザインで、身体のラインが見えるので、
「動きの凄さ」を包み隠さず見せつけてくれるのです。


・伸縮性バツグン
アームスをアンオー、そしてカンブレ。
それでもどこまでも付いてきてくれるのがレオタードです。

伸縮性がないものを着ていたら、カンブレした拍子にビリッ、なんてことも…。
そして、伸縮性があるので、身体の動きを邪魔しません。
そのため、変な癖がつくことがないのです。

例えば、いつも大きめのTシャツを着てレッスンしているとします。
アンオをすると、肩のところにシワが寄ったり、首元が上がってきたりしますよね。
レッスンの時に、それを直すのが癖になったり、余計なものを着用していることに体が慣れてしまうと、
美しく踊れなくなってしまいます。


レオタードは踊っていく上で大事な大事なパートナー
より、シンプルに、美しく演技ができるようにレオタードは身体にフィットするように作られているのです。
そして、バレエダンサーである以上、スタイルは大事です。
毎日のレッスンで自分の身体のラインをチェックするためにも、レオタードは欠かせないものと言えます。

初めての方は、まずはTシャツの下にこっそりレオタードを着るところから初めてみてはいかがですか?
レオタードは踊っていく上で大事な大事なパートナーとなります、少しづつ慣れていきましょう!

※ブログ無断転載不可!



バレエ男子はかっこいい!

ボーイズにスポットを充てた記事書いてから暫く経つ。
今日もまた、楽しいレッスンであった。
 
私が同性だから余計にそうかもしれないが、
ボーイズバレエの様子はとても微笑ましい。

習い事教室を始めた根本的な理由は、

自分が音楽と出会って創作ごとに興味をもったように、

ピアノも作曲もそしてバレエも、
うちとの出会いで始めた方々が、いつか将来
「やっていて良かった。」
と思える瞬間があったならと思っている。
それは何もこれらを職業にして欲しいということではなく、
普段の何気ない日常で構わない。
 
そして、彼らもまた、
バレエを習っていた事が将来良かったと感じる日が来ると嬉しい。

 
さて、今はどうか分からないが、私がまだ子供だった頃、
様々な子供の中での暗黙のルールがあった。
 
これは鹿児島出身の私だからというわけではないようで、
きっと日本全国どこにでも似たようなものはあると思うんだけど、

 
例えば、
•学級委員長はただの人気者投票 とか。

•ドッチボールが顔面に当たるとセーフ とか。

•バスケのゴールは女子が決めると全てスリーポイントになる とか。

•昼休み終了時、最後にボールをぶつけられた人がボールの片付け担当 とか。

男が自分の名前を赤文字で書くと、女っぽいと呼ばれる とか。

•ピンクの服を来ていると、おかまと呼ばれる とか。

 
その中の一つに、習い事暗黙のルールがあって、
その一つが男子少数派の習い事に対する周囲の反応である。

 

少数派の習い事を習っていた私

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※画像はイメージ

私は、4歳の頃〜中1までピアノを習っていた。
(その後も結局18歳でまた音楽を再開し、今に至っているわけなのだが)
 
きっかけは曖昧な記憶だが、テレビを見て、それをかっこ良く思ったんだと思う。

自分が子供の頃預けられていた、保育園の先生が、
放課後にピアノ教室を開いていたというのもあり、
週に1回30分のピアノを習い始めた。
 
それまでも色んな習い事をさせてもらった。
習字、硬筆、英語、水泳、柔道。

全く長続きしないことばかりであったが、ピアノだけは面白かった。

始めのうちは、なんだかよく分からない練習曲ばかりだったり、
出来も悪かったので、他のみんなより時間はかかったのだが、
有名なクラシックの曲等にもどんどんチャレンジ出来るようになった
4年生あたりからが特に楽しかった。

人生で一番ピアノを練習した時期も多分その頃。
ピアノは、最も長続きした習い事であった。
 

ピアノを習っている事を公言出来無かった理由。
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しかし、ピアノを習っている事を公言出来ずにいた。

事件はピアノがもっとも楽しくなっていた小学校4年生の頃。
目立ちたがりやだった私は、
音楽の時間に、音楽室のオルガンを得意げに弾いた。

すると、同じクラスのある女子に
「げーっ男のくせにピアノ習ってるんだ」
とか、何とかかんとか…

以来、密かに習う習い事になってしまった。

自転車に乗ってレッスンに行く時は、なるべく友達に会わぬように人通りを避けた。
一年に一回の発表会も、知人を呼んだ記憶が一度も無い。
 
中学に入り、部活との両立が難しいことを理由に辞めるまで、
とにかくほとんどの人に明かさなかった。
 
 
根は目立ちたがりやであったから、
何度合唱コンクールでピアノを弾きたいと思ったか。
しかし、いつもピアノ女子が盛り上がる姿を横目に過ごした。
 
 

競技に男子も女子も無いとは今でこそ思うが
「男のくせに。」
この言葉でどれだけの才能が散ってしまったのか?
と思うと、子供の頃のルールというのはとても残酷である。

あの頃から20年以上経っているので、今は大分時代が変わったと思うが。
 
 
ピアノ男子達に囲まれて
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高3の夏、もう一度音楽をやってみたいと
必死にリハビリして、抜け落ちた理論も必死に覚えて、
音楽の大学に入った。

そして本物のピアノ男子の凄さを嫌という程思い知り、
沢山の本物にも触れる中で、男性ピアニスト特有の「迫力」に衝撃を受け、感動し、

ピアノ男子の凄さ、評価にもっとしっかり耳を傾け、
外に目を向けていたなら。
そう思うこともしばしばな時間を過ごした。

 
「もしもあの時に戻れるなら」
今、間違いなく、もう一度子供に戻り、
今度はしっかりピアノと向き合う。と答えるであろう。
 


 バレエ男子はかっこいい 
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バレエ男子人口。
今でこそ、増えて来てはいると思うが、
しかし教室をやっていて、問合せの数から感覚的に男子バレエは、

1:99 くらいの割合

 
もっともっと、一般的に注目されて欲しいと心から思っている。

私はこの仕事を始めたおかげで、
様々な男性ダンサーや男性講師と出会う機会があり、色んなお話を聞き、
その道を究めそして活躍している男性の先生方は本当にかっこいいと思っている。


本当に、バレエダンサーの踊りを見たことある方が
どれ位いらっしゃるのだろうか?

鍛えあげられた肉体。
常任離れしたジャンプ力。
回転技。女性を軽々持ち上げるパワーとぶれないボディバランス、
身体の安定感。


 
ピアノを習っている事を隠した自分は色々と今となっては、後悔もあって、

私の出会う男子バレエのみんなは、
より少数の世界の中で、子供のからしっかり突き進んできたわけで、
尊敬している。

やはりピアノ同様、迫力もまた、男性ならでわ。
バレエは芸術であり美だが、
身体能力は完全にスポーツ系アスリート。
衝撃的にかっこいい。
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バレエ畑の出身でない私が、身近に見て思う。
 

男子バレエは超絶かっこいい!!!
 

声を大にして!

そう伝えたい。
以上、久しぶりのボーイズ記事更新。

2016年レッスンも始まりました。

新年あけましておめでとうございます。
アキバレエスタジオも1月6日より、新年がスタートし、早1週間です。


新年初回のスタジオの様子を本日ピックアップflair

先ずは昨年末に始まった
■新水曜幼児クラス。
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お昼の新幼児クラスは、
バンビクラスでもお馴染みゆうな先生が担当
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まだ始まって1か月のクラスですが、
なんと既にみんな、スキップもほぼマスターし、
足の順番も覚え、早くもバーレッスン、
センターレッスンと難易度の高いレッスンにもチャレンジ中!

将来がとっても楽しみな子供達です。




そして、
■夕方のボーイズクラス。
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一つ目のお写真は、一番小さなボーイズの生徒の様子です。
写真は、ちょうどストレッチ中

元気に一生懸命頑張ってくれています。
 
小さな子供クラスの多くは、中々集中して50分終えるということは難しいのですが、
彼はとーっても集中力があり、賢く覚えも早く、優秀な生徒なんですよ!
それに、なつっこくてとても可愛い男の子です!
 
 
ボーイズの担当は、この冬から新しく仲間入りした
山口 ゆう先生!
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※貴士先生は、バレエ団がお忙しくなられたので(今月も本番ラッシュ)
子供クラスの代行兼、夜間の男性マンツーマンが主な担当へと変わっております。
 
 
ゆう先生は、元東京バレエ団出身の先生で
指導歴、舞台歴共にとても素晴らしい先生です。
 

…そして、ここだけの話、
なんと、偶然にも、私の大学時代の仲良い同期の友人と
たまたま古い付き合いの友人だったという、
とーっても面白いご縁もあります。
いやー不思議なものですね。

 
 
先生のレッスンでは
オリジナルの、足型シートなどを作成し、取り入れています。
※写真は、もう一つ上のボーイズクラスの男の子(顔は隠しました笑)
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秘密アイテム等も駆使ながらの独創的で
とっても面白く、楽しいレッスンを行っています。

 
 
以上、スタジオは今年も元気に一年を過ごしたいと思います。

どうぞ、改めまして2016年もアキバレエスタジオを
宜しくお願いします。

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【Aki Ballet Studio】
044-5777806
(メール) info@akiballet.com
(WEB) http://www.akiballet.com/
(FB)http://www.facebook.com/akiballetstudio
坂戸教室:神奈川県川崎市高津区坂戸1-6-9
久本教室:神奈川県川崎市高津区久本2-2-15-2F
大倉山:横浜市港北区大倉山1-17-4 秋本庄次ビル3F
 
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